夏休み明けに相鉄沿線を歩いていて、いつもと違う色柄の電車とすれ違って「あれ、今の電車は何だろう」と目で追いかけたことはないでしょうか。2026年8月30日から、そんな“ちょっと特別”な電車が相鉄本線・いずみ野線を走り始めます。

相模鉄道は、11000系のうち1編成に「ほほえみ号」と名付けたラッピングを施し、2026年8月30日から2027年7月下旬ごろまで(予定)運行すると発表しました。スカイブルーをベースに、ピンクや紫の花々をあしらった鮮やかなデザインが、先頭車両の前面と側面(乗務員室の扉あたりまで)に施されます。「思わず笑みがこぼれるような明るい雰囲気」から「ほほえみ号」と名付けられたとのことです。

このデザインは、1983年から1991年にかけて実際に相鉄を走っていた新6000系(8両編成)のラッピング車両「グラフィックカー」第1号を再現したもの。当時は相鉄線の横浜駅乗り入れ50周年を記念して、「電車を明るい色にしよう」という企画のもと、画家・アニメーション作家の久里洋二さんが花畑や自然をモチーフにしたデザインを手がけ、車体に直接ペイントしたことで話題になったそうです。今回のラッピングは、その懐かしいデザインを令和の車両でよみがえらせた形になります。

今回の企画には複数の意味が込められています。相鉄本線は、二俣川〜厚木間が1926年5月に、上星川〜二俣川間が同年12月に開業しており、2026年でちょうど100周年の節目を迎えます。「ほほえみ号」はこの節目を記念し、日頃利用している人たちへの感謝を伝える狙いがあるとのことです。あわせて、2027年3月に相鉄本線の瀬谷駅・三ツ境駅付近で開催が予定されている「GREEN×EXPO 2027」に向けて、沿線の機運を盛り上げる狙いもあるとされています(開催時期はあくまで現時点の予定です)。

運行区間は相鉄本線(横浜〜海老名)といずみ野線(二俣川〜湘南台)に限られます。相鉄新横浜線やJR線・東急線への直通運転区間には入らないとのことなので、見かけられるのは相鉄の「地元」区間を走っているときだけという点は覚えておくとよさそうです。また、運行終了予定の2027年7月下旬ごろというのは現時点での予定であり、今後変更される可能性もあります。

みけまる君もこれまで相鉄の電車を撮影した動画を投稿してきました。踏切のそばで相鉄の車両が通り過ぎる様子をとらえた動画(この動画を見る)では、日常の一コマとして電車が行き交う様子が収められています。今回登場する「ほほえみ号」も、いつもの沿線風景の中に見慣れないラッピングの編成が混ざる形になるはずです。動画と見比べながら「次はどんな色の電車が来るかな」と探してみるのも楽しいかもしれません。

期間限定の特別なラッピング電車なので、気になった方は相鉄本線・いずみ野線でぜひ探してみてください。そして、みけまる君のこれまでの相鉄動画もあわせてチェックしてもらえたら、高評価やチャンネル登録で応援してもらえるとうれしいです。


備考:ラッピングのデザイン・運行期間・企画の由来等は相模鉄道の公式プレスリリース(2026年8月付、「ほほえみ号」運行に関する発表、r26-132)に基づく。対象車両の編成番号は原文に記載がないため本文では記載していない。運行終了予定日(2027年7月下旬ごろ)および「GREEN×EXPO 2027」の開催時期は、いずれも現時点の予定であり確定した日付ではない。